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 このコラムを「万葉広場」と名付けました。
万葉集の名にあるように万葉とはよろずの言の葉を意味しています。 私たちが便利に使っている葉書にも葉の字が使われています。 戦国時代にタラヨウという木の葉の裏に文字を書き情報のやり取りをしたのが葉書の由来だそうです。
 「万葉広場」はいのちの電話の活動を推進している私たちが、日頃思っていること、 感じていること、心掛けていることなど、その一端を皆様に紹介する「言葉の広場」です。

コラム36 「心震えるとき」

 NHKテレビの「スタジオパーク」という番組に、先日長谷川きよしさんが出演されました。2歳で失明、幼少から歌う事が好きで20歳でデビューなど、これまでの歌手生活を振り返りながらのトークと、最後に「心震える時」という自作の歌について、その歌が生まれたいきさつを語りながら「埼玉いのちの電話」を紹介して、その歌を披露されました。

 「世の中の軋轢で押しつぶされる人の必死の声を、電話で聴いて支えているボランティア活動を知り、大切な運動なので、いのちを大切にするこころを伝えたいとの思いでこの歌が生まれました」と語っておられました。NHKラジオ深夜便でも取り上げられています。

 2013年10月に、大宮ソニックシティでのチャリティコンサートに出演して頂いたのが、長谷川きよしさんと埼玉いのちの電話とのご縁でした。そこからいのちを大切にする歌が生まれ、そのいきさつと埼玉いのちの電話の活動が、「心震えるとき」の歌と共に広く世の中に伝えられていくことは嬉しいことです。

   「ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる」
その歌詞を味わいながら、「どんな苦しみの時でも、何かが生まれることを信じて、ゆっくり深く息をする」ことを、電話をかけてきた方にも伝えていきたいと思います。
(H.T)

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