万葉広場トップ画像
 このコラムを「万葉広場」と名付けました。
万葉集の名にあるように万葉とはよろずの言の葉を意味しています。 私たちが便利に使っている葉書にも葉の字が使われています。 戦国時代にタラヨウという木の葉の裏に文字を書き情報のやり取りをしたのが葉書の由来だそうです。
 「万葉広場」はいのちの電話の活動を推進している私たちが、日頃思っていること、 感じていること、心掛けていることなど、その一端を皆様に紹介する「言葉の広場」です。

コラム34 距離が離れて心が繋がる

 夫の赴任で海外に発った友人が、タイムラインで、近況を送ってくる。彼女が日本にいた頃、こんなに彼女を身近に感じたかな?
 美しすぎる公園の緑、絵になる蚤の市、自由なスタイルの人々、 タイムライン(Lineの自分の日記)を使い慣れない私は、おそるおそるコメントを返した。
 一回できたら、二回目はするりとできた。
 そして、彼女のタイムライン日記を見るのが、毎日の日課になった。
 先日その彼女から手紙がとどいた。私の拙いコメントを喜んでくれていた。繋がりを感じると。胸が熱くなった。泣いちゃいそうだ。十数年来の友よ、いままでで一番遠く離れているのに、いままでで一番近くにあなたを感じるよ。
イラスト これまでのコラム一覧→

広報誌

講演会
インタビュー

万葉広場

サマリタンズ(ホームページより)

よみもの

全国いのちの電話連盟

暮らしと心の総合相談会

埼玉いのちの電話後援会

ページトップへもどる